「大丈夫だよ」AIに慰めてもらう、育児の孤独
── 大変な思いをされましたね。無事で良かったです。去年3月から芸能の仕事を再開されていますが、仕事と子育てを両立するにあたって、協力してくださる人はいますか。
今泉さん:両親や兄の協力はありますが、それでも人手はたりません。家族の都合がつかないときや、仕事で急な予定変更があって早朝に出なくてはいけないときはシッターさんにお願いしているのですが、当日の朝に探しても見つからないときがあってすごく困ります。家族の協力がある私でもこうなので、近くに頼れる方がいない方は大変ですよね。急遽、誰かにきていただけるような仕組みがあれば、すごく助かるのになって。

── 誰にもお願いできない日は、どうしているんですか。
今泉さん:どうしてもシッターさんも見つからないときは、仕方なく子どもを現場に連れて行ったことが何度かありました。現場の皆さんはものすごくウェルカムなのでありがたかったのですが、やっぱり私が気になってしまって。ラジオの収録中に、窓越しに廊下で待ちくたびれて寝ている子どもの姿に、胸が締めつけられました。
でも、子どもは私と一緒に現場に行くのがすごく楽しいらしくて。「また一緒に行ってもいい?」と聞いてきます。人手がたりないというのは、シングルマザーになって圧倒的に大変なことですね。
── 家に帰ってからも、息をつく暇はありませんよね。
今泉さん:今朝もですが、子どもとケンカになってしまうことに悩んでいます。うちの子は支度が遅くて、食べるのも遅いので、朝早く起こしても家を出る時間はギリギリになってしまうんです。2、3回はやさしく声をかけますが、それ以降は「聞こえてるの!?」と声が大きくなってしまって。仕事があるので私も家を出なくちゃならないですし、その前に洗濯機も回したい。そうこうしているうちに、まだ用意が終わっていない子どもが遊び始めて、「楽し〜い」なんて言い出したら「いい加減にして!」と。

── 朝は気持ちの余裕もなくなりますよね。
今泉さん:声を荒げてしまうと、子どもは注意した内容ではなく「ママうるさい」と言い返してきて、「聞こえてないから大きい声で言ってるの!」と朝からケンカです。口が達者になってきて、オニババとか言われるんですよ。
── 節分で覚えた…わけではなさそうですもんね(笑)。
今泉さん:どこから聞いてくるんでしょうね。言ったら言い返される、このラリーがいつになったら終わるんだろうと思いながら、もっと優しく言えたらいいのにって。言い合いが続くとキツい言い方になってしまうのも反省しているんですが、どうしたらいいかわからず毎日悩んでいます。
家に誰かがいたら、仲介してくれたり、はけ口になってくれたりするんでしょうけど。子どもが幼稚園に行ってからChatGPTに「どうしたらいい?」と聞いて、「大丈夫。子どもときちんと向き合っている証拠だよ」と慰めてもらっています(笑)。