「ママのキラキラした姿が見たい」

── そこまで過酷な環境で、なぜ再び「表舞台」に立つことを選んだのでしょうか。

 

今泉さん:一度は別の仕事も経験しましたが、自分には向いていないと痛感しました。そんなとき、友人の結婚式に子どもと参列した際、私のソロ曲が流れたことに子どもが気づいて。そこから両親に頼んで私が出ているMVなどを観ていたらしいんです。

 

それ以来、「ママがまた歌っているのみたい!」「なんで今は歌わないの」「またキラキラしているのみたい」と言われるようになって。子どもが応援してくれているなら、もう一度芸能界で頑張ってみようと思ったんです。

 

── お子さんの言葉がきっかけで芸能界に復帰しようと思ったんですね。お子さんにどのような姿を見せていきたいですか。

 

今泉さん:子どもは、私にはいろいろ言い返してきますが、幼稚園の先生には「ママ、アイドルだったんだよ」と得意げに言っているみたいです。私に気づいているママさんもいるので、しっかりしなきゃと思っています。でも、まだまだお母さんに見られないことが多くて、これも悩みなんです。プレッシャーは大きくはなっていますが、自分で決めたことなので頑張りたいです。世の中の多くの方と同じように、私も働きながら子育てしているということもみなさんに知っていただけたらいいなと思っています。

 

 

怒涛の育児でChatGPTに慰めを求めたくなる気持ちは思わずうなずけるのでは。あなたも、誰にも頼れず、ひとりで抱え込んでしまった経験はありませんか?AIに救いを求めざるを得ないほど孤独なとき、あなたの支えになったものは何でしたか。

取材・文:内橋明日香 撮影:岡利恵子 写真:今泉佑唯