念願の中古マンションを購入した直後、待っていたのは「管理組合の理事」という予期せぬ大役でした。誰もが敬遠したくなる輪番制の役回りに、インパルス板倉俊之さんはどう立ち向かったのか。理事印の重みに震え、マダムから称賛を浴び…。実際に飛び込んだからこそ見えた「多くの発見」があったと言います。果たして、板倉さんが目撃した管理組合のリアルとは?
入居して早々、管理組合の理事をすることに
── 分譲マンションの場合、住民は管理組合に所属することになります。組合員から理事長や会計など、数人の理事が選出され、マンション住民の代表として安全で快適な暮らしの実現に務めるわけですが、板倉さんは購入したマンションで早々に理事を引き受けられたそうですね。
板倉さん:数年前に中古マンションを購入し、入居と同時に理事をやりました。理事は輪番制で順番に回ってくるケースが多く、うちの管理組合もそうなんです。僕の前に住んでいた入居者が次に理事をやるタイミングで転居したため、僕が入居した年に理事の番が回ってきたわけです。それまでは賃貸にしか住んだことがなく、正直、不安はありましたよ。まったく想像できない世界でしたからね。
ただ、マンションの管理業務は管理組合から「管理会社」に委託されていて、理事が実際にあれこれやる必要はないんです。定期的に開かれる理事会も、仕事が入っているときは欠席して構わない。管理会社の人にそう説明され「気負わなくても大丈夫ですよ」と言われたので、安心しました。
── 理事の任期は1~2年と聞きます。理事経験は一度だけでしょうか?
板倉さん:初めて理事を経験したあとに、理事長と監事をやっています。理事長も交代制になっていて、めぐり合わせで僕の順番だったんですよ。逃げたい気持ちがなかったわけではないですけど、僕が順番を飛ばしちゃうと、他の人に回る順番が早くなるじゃないですか。それによって嫌われたりしたら住みづらくなりそうだし、何より、「あいつ(タレントだから)特別だと思ってんじゃねえか」と、思われるのも嫌でしたからね(笑)。