後遺症は失語症「助詞がとにかく難しくて」

── 入院と同時にリハビリも始まったそうですが、歩きや筋トレ、バランスのリハビリ以上に、言葉のリハビリが特に大変だったとか。

 

千葉さん:そうですね。入院して1週間くらいで車いすなしでもなんとか歩けたし、右半身の肩や腕は上がりにくいけど、いくらか楽にはなりましたが。でも言葉が大変で。失語症と言って、僕の場合、話をすぐに理解したり、自分の言葉で説明するのが難しいんです。特に難しいのが助詞です。たとえば、「どこで誰と何をして」みたいな話をするときに、言葉がうまく繋がらない。記憶力も落ちてしまって。リハビリの先生にペンや時計など、いろいろなものを見せられた後で「今見たものの名前を教えてください」と言われても、明らかに見覚えはあるのに、名前が出てきませんでした。

 

── その後、入院中に2度の手術を受け、3月末に退院。しばらく療養生活を過ごすものの、6月の定期検診で再入院が決まってカテーテル手術を受けられます。リハビリを経て8月に退院されましたが、退院後はどのような生活を送っていましたか。

 

千葉さん:退院後も身体はまだ万全じゃなかったので、芸人仲間が声をかけてくれてルームシェアをすることになりました。以前も芸人仲間とルームシェアをしていた時期があったんですが、芸人の仕事で食べていけるようになってからはひとり暮らしだったんです。病気をきっかけにまたルームシェアの生活に戻って。僕を合わせて6人での共同生活です。

 

── 食事などはどうされていますか?

 

千葉さん:いちおう自分で作っています。入院中に比べて右手がだいぶ動くようになり、簡単な料理なら作れるので。今は朝5時半に起きて、米を炊いて、週3から5回くらいはバイトをしてます。