次々起こる「おもしろさ」に惹かれ
── その後、おふたりで会うようになったんですか。
瑠美さん:デートらしいデートはしていません。次に誘われたのはドリカムのコンサートでした。いきなりふたりきりと言っても、コンサートならいいなと思って行ったのですが、会場で歌を聞いている途中、ふと横を見ると夫が泣いているように見えました。「そうか、歌に感動して泣くなんて、なんてピュアな心の持ち主なんだろう」と私も感動してしまって。あとからわかったことなのですが、夫はこのときも鼻の調子がよくなかったそうです(笑)。

── またここでも鼻のトラブルが!次のデートの話も伺っていいですか。
瑠美さん:そのあとは、マジックショーを見に行きませんかと誘われました。
── 夜景が綺麗なバーとか、そういうところではないんですね。
瑠美さん:「マジックショーを提案するなんておもしろい!」と思いました。夫は私とはまったく違うタイプの性格で、次々とおもしろいことが連続して起こることがとても新鮮でした。夫といると「この方なら大丈夫」と思えて、その後おつき合いをすることになりました。
── カッコつけないことがよかったんですね。
瑠美さん:もしそうだったら私が引いてしまっていたと思います。一緒にいて疲れてしまいますよね。常に夫が自然体だったことで安心できました。
実は出会って間もなく、夫から「故郷の岩手に連れていきたい」と言われました。当時は高校野球の結束感についてあまり詳しくなかったため、「友人や家族に会いにいくのだろう」という感覚で岩手を訪れました。ところが、到着して最初にお目にかかったのは、夫の高校時代の野球部の監督さんでした。お食事の席の最後に「雄星をよろしくお願いします」と声をかけていただき、そのひとことがきっかけで、将来について真剣に考えるようになりました。
── ご主人はきっと最初から心を決めていたんでしょうね。
瑠美さん:交際がスタートして間もなく結婚を意識しているという話をされました。私も一緒にいると「きっとこの方と、ずっとこの先もいるんだろうな」という気持ちになっていて、自然な形で結婚しました。