ケンカしたまま入った店で「トイレからものすごい音が…」

── 以前出演された番組では「反省文を100枚書かされた」と言ったエピソードも明かされていましたが、具体的にはどんなハラスメント行為があったのでしょうか。

 

しゅはまさん:あるとき、彼とケンカをして険悪な状態でファーストフード店に入ったんです。お店に入ったあともケンカが収まらなくて、彼が途中で「トイレ行ってくる」と席を立ったんですが、トイレからものすごい音が聞こえてきて。戻ってきた彼が「おい行くぞ」とそそくさと店を出て行ったので、「どうしたの?」と聞いたら、「トイレのタンクを蹴飛ばしたら壊しちゃった」って…。

 

しゅはまはるみ
23歳のころ。劇団「東京乾電池」に所属し、俳優としても注目され始めていました

── それは衝撃的ですね…。直接的な暴力を受けることはなかったのでしょうか。

 

しゅはまさん:殴られたのは1回だけです。私自身に暴力を振るうというよりは、ティッシュの箱とかケガをしなさそうなものを投げつけられたり、先ほど言ったように物に当たったりはしていました。

 

── 物に当たられると、恐怖心を植えつけられてしまいますね…。

 

しゅはまさん:彼は「私に当てるつもりでは投げてない」と言っていましたが、やっぱり怖いから、固まってしまうんです。当時は気づかなかったのですが、ここ数年で「ハラスメント」「モラハラ」という言葉が浸透してきて、「そうか、あれはハラスメントだったんだ」とようやく気づきました。