モト冬樹さんと結婚して15年が経つ武東由美さん。体調に異常がなかったにも関わらず、再婚する前には婦人科検診で子宮頸がんの可能性があることを告げられます。しかし、そこから事態は急変し── 。
予兆もなく告げられた「子宮頸がん」の可能性

── 以前に子宮頸がんの可能性があるため手術をされたそうですね。当時のことをくわしく教えてください。
武東さん:現在64歳ですが、47歳で婦人科検診を受けたときに、子宮頸がんの可能性があると言われました。最初に検診を受けたのはそれほど大きくない病院だったため大学病院を紹介され、検査結果をすぐに持っていくようにと言われたんです。
大学病院で検査結果を見せたら「おそらくこれは子宮頸がんの可能性が高いですね」と。そこからさらにくわしい検査をすることになりました。
── それまでに、なにか不調はあったのでしょうか?
武東さん:まったくなかったので、最初にそう言われてとても驚いたのを覚えています。自覚症状がなさすぎてあまりに突然のことだったため、大学病院で「子宮頸がんの可能性が高い」と言われたときはショックのあまり診察室で気を失ってしまって…。娘と友人が私のことを迎えにきてくれました。
── 大学病院の検査結果も同じだったんですね。
武東さん:それが2日ほど入院をしてくわしい検査をしたのですが、特に異常が見つからなくて。ただ、先生としては最初の病院で子宮頸がんの可能性が高いと診断が出ているので、間違いということはないのではと。疑いがあるのであれば放置することはできないと結局、手術をすることになりました。それでも手術前の入院中も特に不調もなく、元気だったんです。