「ダサいおじさんだと思っていた」。モデルとして活躍していた菊池瑠々さんが、旦那さんと出会ったのは菊池さんが19歳、旦那さんが45歳のときでした。年の差26歳、結婚願望がまだなかった菊池さんでしたが、交際、結婚した経緯とは── 。

第一印象は「その辺のおじさん」だった

菊池瑠々
10代のころはアイドルとしても活躍した菊池さん

── 10代のころからモデルやアイドルとして活躍してきた菊池さん。現在は結婚して4人の子どもに恵まれ、家族の日常をYouTubeにて発信しています。結婚したのは19歳のとき。当時45歳と、26歳も年上にあたる男性と出会い、結婚されたそうですね。旦那さんはIT会社の経営者とのことですが、出会いはどんなきっかけだったのですか?

 

菊池さん:夫に出会ったのは、モデル仲間と一緒に参加した食事会でのことです。女性側は3人、男性側は40代の経営者3人で、そのなかの1人が夫でした。

 

── 旦那さんの初対面の印象はいかがでしたか?

 

菊池さん:正直、ちょっとダサい「おじさん」という印象でした。ハゲて太っているし、ファッションもイマイチ…。経営者でカッコイイというより、その辺にいるおじさんです。あと、私は13歳から芸能活動をしていたので大人と接する機会は多かったんですけど、40代以上になると仕事ではほとんど関わることがなかったんです。だから、夫とは何を話せばいいのかよくわからなかったような気がします。

 

── リアルな第一印象ですが、ではそんな状況からどうやって交際に進むことになったんですか?

 

菊池さん:初めて夫と会った日に連絡先を聞かれたので、渋々教えました。2人で食事に行こうと何度もお誘いがあって、はじめはずっと流していたんです。でも、めげずに誘ってくるので「食事するぐらいならいいか」と会うことにしました。

 

でも、2人で会ってみると、意外と会話が弾んで楽しかったし、年の差があまり気にならなかったんです。その後も誘われて週に2、3回会うようになりました。彼は仕事のことから社会のことまで幅広く話をしてくれましたし、年上ならではの人生経験もあって、大人の包容力を感じました。

 

── とはいえ、26歳も年の差があると、菊池さんが気をつかったり、遠慮してしまったりするようなことはなかったのでしょうか。

 

菊池さん:私は気が強いし、相手と打ち解けるとわりとズバズバ言っちゃうタイプなんです。年上だからとはじめこそ遠慮したかもしれませんが、慣れてくると夫にも遠慮せずに話していましたね。「その服ダサいよ!」とハッキリ言ったし、ネットで一緒に服を選ぶこともあったし。夫には、これを言っていいのかなと気をつかうことがなく、思っていることを素直に口に出せるから一緒にいて居心地も良かったんですよね。

 

── ちなみに食事以外ではどこに?

 

菊池さん:食事をした後にカラオケやダーツで遊ぶのが定番でした。カラオケは世代が違うので何を歌うか困りましたが、夫から五輪真弓や石川さゆり、尾崎豊もリクエストされましたが、曲も知らなかったし、合ってるのかな?と思いながら歌ってる感じで。でも、彼が私を楽しませようとしてくれたのは感じたし、私も彼が若いころに流行っていた歌を調べて、レパートリーを増やしました。