「一生飲みに行けると思うなよ?」夫にモヤモヤ

── 無事に出産されて子育てに邁進中の佐々木さんですが、出産前後は大変なこともあったそうですね。くじらさんが佐々木さんをキレさせたとか?
佐々木さん:私が妊娠中、くじらさんは「かいを置いて飲みに行けない」と、一度も飲みに出かけなかったんです。それが予定日の1週間前くらいに、なんの悪気もなく、シンプルに疑問に思ったんでしょうね。「俺っていつから飲みに行ってもいいの?」と聞いてきたんです。それでこちらは「は?」と思って(笑)。私も臨月でナーバスになっているときでした。
あと1週間で生まれるタイミングだし、子どもがほしいと言ったのはあなただし、私はいま出産が不安だし、すごくしんどい思いしているのに、と思ったらカチンと来て。正直「もう一生飲みに行けない」くらいの覚悟で子どもを望んでいると思っていたので、そう思ってくれていないのかなって頭にきて。
それで、「一生飲みに行けると思うなよ?」とキレたんです。くじらさんは慌てて「そんなすぐに行こうと思っていないけど、つき合いがあっていろいろ断ってたから、いつくらいから行っていいかって、ちょっと思っただけ」と言ってましたが、このタイミングで言わないでよ、と。
それからほどなくして、出産となりました。立ち会い出産でした。くじらさんは、なんと生まれる前からもう泣いてて。私も怖くてこの先不安なのに。何泣き?と思いましたけど(笑)。
その後、産後1か月くらいしたときに、家から片道2時間もかかるところで「子どもが生まれたお祝いの飲み会がある」とくじらさんが言い出したんです。「だったら、こちらに来てもらったほうが、子どもの顔も見られるのでは」と言ったのですが、くじらさんは「どうしても行かねば」と。
だったらもうそれはただの飲み会だし、このタイミングで往復4時間かけて行かないでよとは思ったんですけど、その日は母が来てくれる日だったので、往復4時間、滞在時間2時間の6時間だけという約束で許可しました。つき合いもあるのはわかるのですが、まだモヤモヤしています(笑)。