「誕生日プレゼントを渡したいから会えますか？」
── その密着取材が終わってからは、どのような流れで交際することになったのでしょうか。
熊谷さん：私は毎回取材をさせていただいた方にお礼のメールを送っているんですが、今回も夫のマネージャーさんに「先日はありがとうございました」とメールをしたんです。すると、マネージャーさんから返信がきて、「こちらこそありがとうございました」の後に、夫からもメッセージが書かれていて、一緒に電話番号も書いてあったんです。その後、夫にもショートメールで「ありがとうございました」と伝えてから、やりとりが始まっていきました。
ただ、メールのやりとりはしていましたが、はじめて2人で会ったのは取材から7か月後の8月なんです。
── 出会ってから結構、時間があったようですが、なぜ8月だったのでしょうか？
熊谷さん：会うきっかけを探していたようです。私の誕生日が8月なのですが、「誕生日プレゼントを渡したいから会えますか？」と言ってくれました。
── 誕生日プレゼントはどんなものをもらったか覚えていますか？
熊谷さん：白いシフォンブラウスと、ネックレスでした。今でもそうなんですけど、夫はときどき洋服をプレゼントしてくれますが、お店に入って一つひとつ手にとって選ぶのではなく、お店の正面に飾ってあるボディが着ているものと同じ服を買ってきてくれるんです。
白いブラウスをプレゼントしてくれたときも、たまたま表参道ヒルズの近くで仕事があったらしく、仲よしのスタッフの方につき合ってもらって、プレゼントを買いに行ったと聞きました。白いブラウスをもらった日は「もらった服は今度の取材で着るから見てね」と言ったりして。彼の気持ちがうれしかったですね。
