夫は意外と「ちっちゃいことも気にする」

石川あんな、ゆってぃ
実家の名古屋へ3人で帰省

── 一緒に暮らしたり結婚したりするなかで、驚きや意外だった点はありますか?

 

石川さん:私は夜ふかし派だったのですが、夫はものすごく早寝で、22時に寝てしまい5時に起きることも。最初は驚きましたが、今は子どももいるので、私も夫と同じように早寝早起きになりました。

 

また、夫は視力が悪く、メガネやコンタクトレンズをしていないときは、掃除をお願いしてもすごく雑で…。お風呂ではメガネをしていないからか、浴槽などが汚れていても気づかず、掃除をするという概念がなかったようです。

 

ただ、持ちネタの「ちっちゃいことは気にするな」とは違い、こまかい部分があって。自分でキレイに掃除はできないのに、「排水溝に髪の毛が残っていたよ」と指摘したり、夫が趣味で集めているレコードの棚を掃除すると「レコードの位置を変えたよね?」と言われたりすることもありますね。

 

── そうなんですね(笑)。2024年にはお子さんが生まれました。どのようなお子さんに育ってほしいですか?

 

石川さん:基本的には子どもがやりたいことを自由にできればいいという考えで、本人が望まないのに勉強させたり、進学校を目指したりということは思っていないですね。

 

夫は優しい人なので子育てに関しては基本的に私の意見を優先してくれます。夫のミルクの作り方やオムツの交換が雑で怒ったときも、「あんなが正しいと思う」と謝ってくれます。ケンカになっても時間をおくと冷静になるようで、いつも謝って私の機嫌をとってくれるので、ぶつかることも少なく仲よく子育てできています。そういう点では、「ちっちゃいことは気にしない」おおらかさを感じますね(笑)。


取材・文/酒井明子 写真提供/石川あんな