2022年にお笑い芸人・ゆってぃと結婚したタレントの石川あんなさん。14歳の年齢差を乗り越えてゴールインしたきっかけは、ふたりの共通の趣味で使っていたあるアプリだったそうです。(全3回中の3回)
14歳差のふたりを繋いだアプリ

── 2022年にお笑い芸人のゆってぃさんとご結婚されました。出会いのきっかけを教えてください。
石川さん:私が夫のYouTubeチャンネルに、ゲストで出演したことがきっかけです。そのときが初対面で、番組内容は私が夫とプロデューサーさんに手料理を振る舞うという内容でした。
収録は無事に終わり、夫とプロデューサーさんが私を近くの駅まで車で送ってくれることに。その車内の会話で「Jリーグが好き」で「ランニングが趣味」など、私と夫に共通点が多いことがわかって。ランニングに関しては走った距離などを記録してくれるアプリがあるのですが、同じものを利用していたのも驚きでした。利用者同士フォローできるサービスがあったのでIDを交換して、そのときについでにLINEも交換しました。
── そこから連絡をとるように?
石川さん:LINEで連絡はとっていましたが、実はその後に会ったのは半年以上も先なんです。ただ、直接会ってはいなかったのですが、ランニングのアプリでは相手がいつ走ったかを見ることができて。夫が頻繁にかなりの距離を走っていたのでそれを見て、「がんばっているね!」などLINEを送るようになりました。会話のほとんどがランニングについてで、夫が走っているのを見て、「自分もがんばって走ろう」と思うような同士みたいな感覚でした。
アプリを通してランニングをしているタイミングもわかるので、そのような連絡を3、4か月とるなかで、彼の生活パターンも見えてきて。気持ちのうえで、徐々に身近な存在になっていったように思います。そんな矢先の2020年、コロナ禍に突入したんです。
── コロナ禍に突入して、今までとは違った生活になったのですか?
石川さん:そうですね。お互いに仕事がなくなり家にいる時間が増えたので、近況報告などで連絡をとり合うようになりました。そこで、ランニング以外の会話も徐々に増えて。LINEではかなりの回数、やりとりをしていたのですが、会ったのは収録のときの1回だけ。でもすでに距離の近い友だちのような存在になっていました。「コロナが落ち着いたら飲みに行きたいね」と話していました。