気づけばキッチンで料理をしている

── インスタグラムでは、小沢さんの手料理が「おいしそう」「手が込んでる!」と評判です。俳優業と平行して、家事にも力を入れているようですね。

 

小沢さん:家にいるとたいてい何かしら家事をしていて、セリフ覚えも料理をしながらです。それがいちばん覚えやすいんですよね。みじん切りしながらぶつぶつセリフを言っては、よく子どもから「何か言った?」なんて聞かれています(笑)。忙しくはあるけれど、それも楽しんでます。

 

たぶん料理は嫌いじゃないので、いちばん力を入れているところです。1日24時間しかないので、自分の家事に費やせる時間をどこにかけようかと考えると、やっぱり料理なんですよね。家族に栄養のあるもの、おいしいものを食べてハッピーになってもらいたいから、家にいるときはキッチンにいて料理ばかりしています。夫と子どもで好きなものが違うこともあり、子どものぶんと夫のぶん、2種類の夕食を作ることがあります。たとえば子どもはラーメンと餃子、夫は餃子と小鉢をいろいろ作ってみたり。

 

「大変じゃない?」ってよく聞かれるけれど、ムリしてやっているわけではなくて、みんなに喜んでもらいたいから自己満足です。「みんなそれぞれの好きなものを作れちゃうけど、どうする?」なんて、自分の勝手な達成感のために頑張っちゃう(笑)。それでみんながおいしく食べてくれると、ぐっすり眠れるんですよね。それにいろいろ作って余ったぶんは、冷凍して作り置きできるからいいか、なんて発想です。