「お昼の時間だからランチ」という発想はない

── 会食で楽しい時間を過ごしていると、つい食べ過ぎてしまいそうですが。そんなときはどうやってリカバリーをされていますか?

 

萬田さん:まず「食べ過ぎる」ということはないですね。何を欲しているのか自分の身体に聞いてあげるから。みなさんそれができないと言うけれど、ちゃんと聞こうとする気持ちがあれば、身体が本当に欲しているものってわかるもの。身体が水分を欲していれば、喉が渇くじゃないですか。お腹が空いたかどうかも同じ。「脳がお腹空いた」と言っているのではなくて「内臓がお腹空いた」と言っているかどうかわかるようにしておきます。そうすれば、満腹なのになんとなく何かを口にしたりすることはないはずです。

 

おいしいものを食べるときは、視覚や嗅覚も大切にしています。それで満足感がかなり違ってくるから。私自身、甘いものが大好きでよく食べるけど、1回に食べる量はちょっとずつ。昨日もハワイ土産のチョコレートをいただいたけれど、見た目と匂いも一緒に味わいながらいただくから、ちょっと食べて満足しちゃいます。

 

食事は決まった時間に食べるのではなくて、お腹が空いたときに食べています。それまでは何も食べずに水分だけ。お昼はヨーグルトやフルーツを口にすることが多いけど、それ以外のきちんとした食事はたいてい夜ですね。もしランチを多めに食べたときは、夜を減らして調整します。やっぱり全体のバランスが大切です。

 

── トレーニングもいろいろされているようですね。それも抜群のスタイルの秘訣でしょうか。

 

萬田さん:朝ヨガに行ったり、筋トレをしたり、ランニングマシーンで走ったり、プールで泳いだり、エアリアルヨガで体幹を鍛えたり…。ジムで日々トレーニングしていて、これはもう習慣になっています。

 

身体を動かす気持ちよさを知っているからできるんだと思います。「美容のために」と、思いながら嫌々やっているわけではなくて、気持ちいいからジムに行きたいんです。仕事や何か突発的な用事が入って、ジムに行けないとすごく気持ち悪いですね。そういうときは夜、プールに行って泳いだり、少しでも時間を見つけてジムに行くようにしています。