60代になっても、抜群のスタイルでファッションを楽しむ萬田久子さん。「年齢なんて数字にすぎない」と、自分らしい着こなしを記した著書『萬田久子 オトナのお洒落術』も話題です。萬田さんのようにヘルシーになれる秘けつは、意外なことでした。(全4回中の1回)
コロナを機にソバキュリアンに目覚めて…
── 3年前にアルコールからはなれて、かなりヘルシーな食生活になり、お酒を飲める人があえて飲まない(少量しか飲まない)で、健康やウェルネスを重視するなどのソバキュリアンというライフスタイルに変わったそうですね。
萬田さん:お酒とサヨナラしたのはコロナがきっかけだったかな。自分はお酒が好きだとずっと思っていたけれど、飲みに行く機会が減って、むしろ「そういう場が好きだったんだな」と気づかされて。いまは朝起きるとまず白湯を飲み、ランチはフルーツやナッツ、もちろん黒豆も、そしてシリアルを加えたヨーグルトとデカフェドリンク。それが日々の基本メニューになっています。
ただ、その日の予定や気分、体調にもよるので、必ずしもこれに限らず、自分の身体と相談しながらメニューを決めています。アルコールを飲んでいたときより、不思議とフルーツの摂取量は増えました。「炭水化物を摂取するためにもおにぎりを食べてください」と、ジムのトレーナーに言われているのだけれど、どうしてもフルーツを食べちゃう。たぶん身体が欲しているんだと思うんですよね。
おいしいものには貪欲なんで(笑)。グルメな友だちが多いから、情報もお誘いも多くて。昨日の夜はすき焼きで、今夜は熊鍋をみんなで食べに行く予定。そう言うと、なんだか節操ない感じだけれど(笑)。