最近、自分が満たされるためだけのご飯、作ってますか?漫画『あのにめし』では、料理好きの漫画家・オカヤイヅミさんが「今これが食べたい!」と心赴くままに記す、メニュー未満の簡単ごはんを紹介します。自分だけの幸せを味わう贅沢を噛みしめて…今日も美味しくいただきます。

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【第82話】「骨つき肉にしかないおいしさ」手羽元はいつでも私に優しい

 

 

今日のあのにめし「いろいろ優しい手羽元スープ」

 

 

子どものころから手羽元が好きです。母が料理する場合の定番は、にんにくしょうが玉ねぎ醤油に漬け込んだ手羽元をオーブンで焼いたもので、手をベタベタにしながら軟骨まできれいにかじり取って、残ったまっさらの骨を見て得意になっていました。


手で食べる、という経験も含め、骨つき肉にしかない美味しさというのがある気がします。

 

PROFILE オカヤイヅミ

漫画家・イラストレーター。料理を通して描かれる日常エッセイなど、日々食べているごはんがもっと幸せに感じられる作品多数。電子書籍『あのにめし〜名もなきごはんがいちばんうまい〜』が好評発売中。