東京に泊まっても始発で帰り
── M-1優勝後、夫婦関係に変化はありましたか?
駒場さん:優勝したときはまだ子どもがいなかったので、東京の仕事があればよく東京に一緒に行きました。奥さんのお姉ちゃんが東京に住んでて、奥さんは姉ちゃん家族と一緒におれたので。ケアじゃないですけど、離れすぎずにいられたのは僕にとってもよかったです。僕が東京にひとりで泊まる場合も、たとえ次の日の昼に大阪に戻るスケジュールだったとしても、始発で帰ってました。始発で帰れば8時過ぎには家に帰れるんで、ちょっとでも一緒にいる時間を確保しようって。今もそうですが、LINEもめちゃくちゃしてて1日50回くらいはしてるかな。
── スケジュールも駒場さん、内海さん、マネージャーさんと奥さんで共有しているそうです。
駒場さん:そうです。夫婦で共有できることはしておきたいですし。あと日記も書いてるんですよ。今年の8月に第二子が生まれてから少し止まってるんですけど、5年くらい続いてました。今日ここ行ったとか、1、2行のときもあるんですけど、僕が書いて家に置いておくので奥さんが見る感じで。自分の携帯にメモしてるから溜まってるぶんをまた日記に移さないと。
── 一緒に住んでいるけれど、奥さんに見せるように日記に書いていると。
駒場さん:こんなんしてたなって僕が忘れないためでもあるし、もともと手紙を書くのも好きですし。ささいなことでも共有できたらと思っています。
PROFILE 駒場孝さん
こまば・たかし。1986年大阪府生まれ。2007年から内海崇とお笑いコンビ・ミルクボーイを結成。19年に『M-1グランプリ』で優勝。2018年結婚し、現在は2児の父。
取材・文/松永怜 写真提供/駒場孝