「さんまさんがかけつけてくれた」子連れでの結婚式

── 入籍は「いい肉の日」(11月29日)ということで、それも内山さんらしいですね。

 

内山さん:旅行先のタイでプロポーズしています。プロポーズの言葉は、ふつうに「結婚してください」でした。あまりお互いがサプライズ好きじゃないので、もう前から奥さんの誕生日にプロポーズすると決めていて、お互い承知のうえのことでした。指輪も事前に用意して、奥さんのおばあちゃんの形見の結婚指輪をリメイクしています。ただプロポーズはテレビで放映されたので、奥さんも全国区で顔が知られることになっちゃった。そういうのを受け入れてくれるのも、すごくありがたいですよね。

 

内山信二さんと妻

── ただ、結婚式は延期になったということですが…。 

 

内山さん:はい。コロナ禍で緊急事態宣言が出て、延期することになりました。ドレスも試着した後の段階でしたけど、すべてキャンセルして。ようやく結婚式ができたのは、去年になってから。子づれでの結婚式です。やっぱり緊張しましたね。だって人生、最初で最後のことですから。娘が結婚指輪を運ぶリングガールをしていたので、「大丈夫かな」という心配もありました。あと、さんまさんが来るというのもあって。ぼくが結婚できるとは、さんまさんも思ってなかったみたい。僕が6歳のころから知っているので、たぶんこいつはずっと独り者だろうと思っていたんでしょうね。そういう意味でもすごく喜んでくれました(笑)。

 

PROFILE 内山信二さん

うちやま・しんじ。1981年生まれ、東京都出身。6歳でバラエティ番組『あっぱれさんま大先生』にレギュラー出演。以降タレント、俳優としても幅広く活動。映画『秘密』、『TAKESHIS’』、『鋼の錬金術師』ほか。ドラマ『ごくせん』シリーズ、『ヤスコとケンジ』、『一休さん2』 NHK連続テレビ小説『天うらら』、BS時代劇『一路』等に出演。

 

取材・文/小野寺悦子 写真提供/SHUプロモーション