「ごはんと旅は人をつなぐ。」をテーマに、おいしいごはんや素敵な旅を通じて、人と人を繋ぐ。そんな活動をしている料理家・ダーダこと山田英季さんによる、連載エッセイ。山田さんの「今これが食べたい」を、作っているときの熱量も一緒にお届けします。今回ご紹介いただくのは、暑い時期を快適に過ごす「ローズマリーレモネード」です。

#40 「ローズマリーレモネード」で暑い時期を快適に過ごす

暑い日は、シュワシュワした飲み物で、口の中をさっぱりと心地よくしたい。とはいえ大人なので、ラムネやコーラがなんだか甘すぎることがある。

 

そこで登場するのが、ハーブを効かせたレモネード。今回は、ローズマリーレモネードの作り方を紹介したいと思います。

 

まずは、レモンの皮を2個むきます。そのあと、すべての果汁を搾ります。

 

鍋に水、レモンの皮と果汁、ローズマリー、ローリエ、はちみつ、グラニュー糖、きび砂糖を入れて、ひと煮たちさせ、弱火にして1分煮込みます。

 

煮込みすぎると、ハーブの苦味が出て、レモンのスッキリした酸味が飛んでしまうので、注意です。ざるで漉してあら熱をとり、保存容器に移して冷蔵室に。

 

残暑のリフレッシュしたい時間に、グラスに注いで炭酸水で割れば、出来上がりです。

8-9月の台所三箇条

  • まだ残暑の厳しい時期の休憩時間は、シュワシュワドリンクを飲む
  • レモネードは煮込みすぎ注意
  • ハーブとレモンと炭酸で快適に過ごす

 

意外と簡単に作れるレモネード。冷蔵庫に常備してみてください。

「ローズマリーレモネード」

材料 作りやすい分量 (調理時間:10分)

  • 国産レモン…………5個
  • 国産レモンの皮……2個分
  • ローズマリー………20g
  • ローリエ……………2枚
  • はちみつ……………50g
  • グラニュー糖………100g
  • きび砂糖……………160g
  • 水……………………400㎖

作り方

①レモンをよく洗って、2個分の皮をむき、果汁を搾る。
②鍋にローズマリー以外の材料を入れて、ひと煮たちさせ、ローズマリーを加えて弱火にして1分煮込む。
③ざるで漉して、あら熱をとる。
④保存容器に入れて、冷蔵室で保存する。
⑤グラスに氷を入れて、お好みの量の❹と炭酸水を注ぎ、出来上がり。

※保存期間の目安は2週間ほどです。


料理製作・文・写真/山田英季 構成/松崎愛香