結婚したアキラの異動に伴い、新居に引っ越した鈴。そこで待っていたのは、夢見た立派な社宅暮らしとは程遠い、木造長屋での生活でした。

 

作者の芸子さんは、元美容部員。育休中に子どもを預ける保育園を見つけることができず、職場復帰を断念した経験があります。育児中心の生活のなか、「自分が本当にやりたいこと」を自問し動き出す過程を描いた漫画「社会復帰、どーすんの?!」は、SNS上で共感の嵐となりました。芸子さんが一歩踏み出すきっかけとなったのが、「ワーキングマザー」として生きた実の祖母・鈴の生き方。

 

芸子さんが描く鈴の物語は、私たちに「やりたいことを諦めない勇気」を届けてくれます。

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「うっせーな!!」社宅の奥様方にいびられた女性の辛抱

 

社宅に住む先輩の奥様方にいびられながらも、厳しい社宅内ルールを守り生活を続け生活を続けている鈴。そんな12月のある日、しばらく生理が来ていないことに気づきます。翌年、鈴は待望の邦夫を授かることになるのです。

 

 

PROFILE 芸子

心配性な旦那、手についた米粒を許せない長女、なんだか能天気な次女を家族に持つ、なんとかなるさ精神の芸子さん。C's Comicsから電子書籍『鈴が鳴る』(一)が好評発売中!