久しぶりに会った祖母は、ド派手なピンク髪になっていました──。地方への転勤を機に、祖母の家の近くで暮らすことになったヤマダサトミ(30歳)。個性的なおばあちゃんたちと話していたら、なんだか毎日がいつもよりも色づいて見えて…。年齢を重ねることが、愛おしくなるストーリーをお届けします。

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【第14話】「読みたいけど」諦める気持ちをひっくり返した司書さんの教え「押しが強め」

はじめて訪れた図書館で、気になる本を何冊も見つけたサトミ。読み切る自信がなく迷っていると、司書さんに「本を借りるための場所では借りることだけ考えればいい」と強引に押し切られてしまいます。掃除中も運動中も本を手放さず、なんとか期限までに本を読み終えたサトミは、押しが強めの司書さんに感謝したのでした。

 

作/ブンツー 編集/夏野久万