娘想いの母親をもつ心優しい主人公。一見その親子関係は穏やかなようにも見えますが、互いが相手を思いやっているからこそ向き合えないこともしばしば。「毒親」「自立」「恋愛」をテーマとした、福々ちえさんの贈る『息苦しいほど優しいママと逃げたい娘のお話』。
みなさんにとって、わが子の成長は嬉しいものですか?それとも自分の手から離れ行く切なさのほうがおおきいものですか?もし後者だったとき、子どもの自立をどう受け止めていくか、母親目線から考えてみてください。
【第42話】不安の蛇口が再び開いた母の奇行と怒り「家の前で待っている」
わが子が嘘をついているかもしれない…そう思ったら、真実がしりたいあまり娘の部屋の前に立っていた。
彼氏のために私に別れたと言っているの?こんなにもわが子の幸せを考えているのに私が悪いというの?
もしまだ娘と関わっているのだとしたら…憤りを隠せない母なのでした。
作/福々ちえ