ラスベガスで挙式予定を忘れてカジノ漬け

1999年、新婚旅行をかねて海外で結婚式を挙げることにした田中さん夫婦。その行先はよりによってラスベガスでした。

 

当時は夫婦ともにギャンブルからは遠ざかっていましたが、ラスベガスにはいたるところにカジノが…。その光景を見ただけで夫婦ともに血が騒ぎ、カジノに直行することに。

 

「旅行中はギャンブル一色。ラスベガスは、結婚許可書さえあれば、いつでもどこでも気軽に結婚式ができるのに、それさえしませんでした。

 

ずっとカジノに入り浸り、ホテルでは仮眠をとる程度。帰りの飛行機の時間を忘れるほどのめり込み、気づけばクレジットカードのキャッシングで50万円の借金をしていました」

 

それでも田中さん夫婦は、この状況をおかしいと思っていなかったそう。

 

当時は「自分たちはマジメな分、遊び始めると少しハメを外しがちなタイプ」程度の認識だったのです。