「スタンプ返しナシ」などのルールづくりも一案
大所帯のグループLINEを「わずらわしい」と思う人は少なくありません。中高生の間でもグループLINEはしばしば問題になりますが、大人の世界だって同じです。トラブルを避けるためにも、ルールを設けることをおすすめします。
たとえば
- 情報だけ流す
- 返信は個別に連絡する
- スタンプ返しはナシ
などです。こうするとスマートなやりとりができます。グループをつくった人や、信頼できるリーダー的な人がいたら、その人に提案してみるのもいいかもしれません。
提案の仕方にはコツがあります。 「私」を主語にする“Iメッセージ”を使って自分の気持ちを伝えると、相手を責めることなく伝わるのでおすすめです。
「私って大人数のグループラインが苦手で、返信のタイミングとかを考えるとドキドキしちゃうんだよね」
などです。
また、自分の気持ちを率直に伝える「アサーティブな表現」を取り入れるのもいいですね。アサーティブとは心理学用語で「自分も相手も大切にしたさわやかな自己表現」を指します 。
「私はスマホをなかなか見られないこともあって、みんながスタンプを押し終わっているとすごく焦っちゃうんだよね。私と同じように感じる方もいるんじゃないかと思うんだけど、“返信スタンプ不要”にしてもらえるとうれしいなぁ」
といったように、自分自身の希望を伝えます。ポイントは、なるべく具体的に希望を伝えること。そうすることで、相手もどうすればよいか分かりやすくなります。