誰もが知るアニメ『ドラえもん』の源静香の声の出演を務めて、20年近くになるかかずゆみさん。ドラえもんがあふれていた家庭で2人の男の子を育ててきましたが、自身の役柄についてはヒミツにしていたそうです。(全4回中の1回)
コロナでスタジオに集まれなくなり…
── コロナ禍で、仕事やプライベートや人生観に影響はありましたか?
かかずさん:人と会う機会が減ったので、日常のありがたさが身に染みたと同時に、自分と向き合う時間が増えました。
アニメのアフレコは本来、スタジオに出演者全員が一度に集まって収録するものですが、少人数を入れ替えながら、行うようになりました。
家族と過ごす時間も増えました。
せっかくなら家で楽しいことをしようと、わが家ではトランポリンと光るキーボードピアノを購入しました。
鍵盤が光ってメロディをナビゲートしてくれるのですが、高2の長男(17)は米津玄師さんの『Lemon』をあっという間に弾けるようになり、最近はパソコンにつなげて作曲を始めるようにもなりました。
現在、中2の次男(14)は、反抗期真っ只中で、ゲームとYouTubeばかりです(笑)。
小学生まではいろいろと指示や制限をしてしまうことも多かったのですが、中学生になってからは極力、制限しないよう努めています。
楽しんでいることを取り上げてもストレスになるだけですし、テストが平均点より上だったら、好きに過ごしていいというルールを設けました。テスト前は必死です(笑)。