大人になるにつれて、子どものときのことや、親と過ごした頃の記憶が薄れていきます。でも自分が親になると、ふとした瞬間に思い出すフレーズはありませんか?
一男三女を育てるグッドスリープさん(@goodsleep7416)が息子さんとのやりとりのなかで思い出した母の姿を漫画にしたところ、「感動した」「子どものころはわからなかったなぁ」と多くの反響をよびました。
「この問答が好きだ」普通のやりとりにある「幸せ」
グッドスリープさんが末っ子のぼーるくんと食後にりんごを食べていたときのこと。むしゃむしゃ食べるぼーるくんに「おいしい?」と聞くと、「うーんっ!」と返ってきました。
こうした親子の普通のやり取りが、なんと幸せなことだろうと実感するグッドスリープさん。与えることができる幸せ、与える相手がいる幸せを噛み締めながら、「この問答が好きだ」と語ります。
そんなグッドスリープさんがふと思い出されるのは、子どもの頃のたまの外食でのこと。向かいに座る母親が「おいしいか?」と聞きながら、「ほら…お母さんの一個やらい」と、自分の料理を分けてくれたときの情景です。
好物を食べる息子の姿を微笑ましく見つめる母親の顔を思い浮かべながら、「同じ気持ちで見つめていたのかな」と、今の自分と重ね合わせるグッヅスリープさん。「(りんごを)もう一個食べたいなぁ〜」とねだるぼーるくんに、自分のりんごを差し出しました。