企画展を観るなら「会期の前半」が狙い目

── なるほど、がぜん「常設展」に行ってみたくなってきました!でも、どうしても「企画展」に行きたいときはどうすれば?

 

Naomiさん:
できる限り空いている時期を狙って行きましょう。展覧会の会期は、おおよそ2〜3か月間前後。その前半の時期は混雑しにくいです。

 

ですから、私は展覧会が始まると、その折り返しの時期までに足を運ぶようにしています。

 

ただし、展覧会が始まったばかりの約1週間は混み合うのでご注意を。そして空いている曜日は、やはり土日より平日ですね。

 

── おすすめの時間帯は?

 

Naomiさん:
たとえば赤ちゃん連れの場合、午後のお昼寝タイムに合わせて入館して、ゆっくり鑑賞する親御さんもよく見かけます。あとは夕方もじつはおすすめなんです。

 

── 夕方は会社帰りの方も来ていて混雑しそう…。

 

Naomiさん:
いえいえ、私は閉館の1〜2時間前をめがけて行くことも多いです。ちょうど他のお客さんが帰っていき、だんだん空いてくるので。

 

── それなら、平日の夕方早くに行くという手もあるんですね。

 

Naomiさん:
そうそう。観賞後は帰宅ラッシュを避けて、子どもと夕飯を食べて帰るのも、ちょっとしたイベントになって楽しいかもしれません。

 

── そんな風にふらっと気軽にミュージアムに足を運ぶのも良いですね。

 

Naomiさん:
はい。公園やショッピングに出かけるのと同じように、美術館や博物館も普段のお出かけ先の選択肢にぜひ加えていただきたいです。

 

保護者の方々もリフレッシュしながら、子どもの好奇心の芽が見つかるきっかけにもなると良いですよね。