抑止力になるドライブレコーダーでやるべきこと
── 誰もがそうした被害には遭いたくないもの。防止するにはどうしたらいいでしょうか?
鬼沢さん:
ドライブレコーダーを設置するのがひとつの方法です。
あおり運転をしかけてくるドライバーにとって、ドライブレコーダーでの記録は証拠確保のリスクとなるため、抑止につながるでしょう。
ドライブレコーダーを車の前、後ろのどちらか一方だけだと記録が不十分になりかねません。証拠を確実に押さえるうえで前と後ろの両方に設置することをおススメします。
あわせて、ドライブレコーダーの存在を示すステッカーを張るのも有効な策。確実にドライバーの目に入って抑止効果が高まります。
── 運転の面で注意すべきことは?
鬼沢さん:
車間距離を充分とり、ムリな車線変更や追い越しをしない。自分の後ろを走る車が急いでいるようなら、道を譲る。
安全運転第一とし、気持ちにゆとりを持てば、トラブルに巻き込まれずにすむでしょう。