ここ10年ほどの間で一人っ子の割合は増え続け、2021年の調査ではおよそ5人に1人(約19.7%)が一人っ子ですが、それでも半数以上(50.8%)は2人きょうだい、3人きょうだいも18.6%と、子供のいる家庭の約7割に達しています。一方で、消費税や学費、都市部を中心に住居費も上がり続け、給与水準だけが数十年間上がらないなかで、子供たち一人ひとりに個室を用意できない家庭も少なくありません。