仕事と大学生活の日々「自分に自信がもてるように」
退団後、大阪芸術大学通信教育部の音楽学科に入学した憧花さん。支配人の現在も大学に在籍し、勉強を続けています。
「宝塚歌劇団時代は、家に帰ってもずっと仕事のことを考える毎日でした。でも大学で勉強することで、“憧花ゆりの”ではない、本名の自分にも自信を持てるように。
必要な単位は取得し、あとは卒業制作を残すのみになりました。大学を卒業したら、これまで提供してきたホテルのサービスを、さらに深めていくのが目標です。
元タカラジェンヌとしてだけではなく、宝塚ホテルの一員として、ホテルの魅力を伝えられるよう、もっと勉強していきたいですね」
文/齋田多恵 写真提供/宝塚ホテル