弓型は白いスジを見つけたらラッキー
王子サーモンによると、スーパーでおいしい鮭を目視で見極めるのはなかなか難しいそう。ただ鮭の色味はひとつのポイントで、鮮やかな色の鮭を選ぶのがコツ。冷凍と解凍を繰り返すと鮮度が落ち、色も鮮やかさを失うので気をつけましょう。
また、弓型が好きな方は皮と身の間を確認するのも手。「皮と身の間に白いスジが入っているとおいしい。たっぷり脂がのっている証拠です。かなりレアだと思いますが、見つけたら絶対に買うべきです」（王子サーモン）
弓型と半月型、人気度合いは7：3
弓型と半月型の2種類、人気があるのはどちらなのでしょうか？バズったツイートの直後に、王子サーモンがツイッター上でアンケートをとったところ、600名以上の方が回答し、7：3で弓型が圧勝だったそう！
考えられる理由はいくつかありますが、いちばん大きな理由は「おいしさ」。「脂ののりがいいため、焼きたてのおいしさに魅了されて弓型にハマる人は多いと思います」（王子サーモン）
「半月型は脂がないというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、養殖の銀鮭やアトランティックサーモンは尻尾まで適度に脂がのっています」とのこと。実際に王子サーモンの従業員は半月型を好む人が多いそう。「尾は身質がしっかりとしていて鮭の味を楽しめる。鮭の業界で長年働いている人ほど尾を好む確率が高い」ということです。
これから9〜11月にかけて秋鮭が出回る季節。弓型、半月型と好みに合わせて、いろいろな調理法を試してみることをおすすめします。
取材・文／酒井明子 写真提供／王子サーモン株式会社
