準備の大切さ「昔は10のうち3しかできていなかった」
── 西山さんは長年アナウンサーとして働く中で、仕事の仕方も変わってきましたか?
西山さん:当たり前にはなりますが、インタビューするときはその人について掘り下げて調べます。
今は『めざまし土曜日』を担当していますが、「ここまで準備しておいたらインタビューが楽しくなるかな」「生放送で役に立つかな」と思いながら続けていますね。
どの仕事もそうかもしれませんが、調べれば調べるほどもっと知りたい。やればやるほど準備をする大切さとか、方法もわかってきますよね。
ただ、若い頃は準備の仕方がわからないから、当時は「10」準備したつもりでも、今考えたら「3」しかできてなかったな、と思うことはあります。
── 今も欠かさず続けていることはありますか?
西山さん:毎朝必ず声を出す。口を大きく動かす。気づいたら「アーエーイーウー」って発声しています。側からみたらちょっと変な人に見えるかもしれませんが、ずっと続けています。