子育てのモットーと息子の将来の夢
── 息子さんは6歳になられるそうですね。
神山さん:
あっという間です。もうしっかり会話もできるし、こちらの話をうるさいと思ったらスルーすることも。イヤイヤ期に次ぐ、第2次反抗期ですかね。でも基本的にとても親思い、友達思いの優しい子です。可愛くて仕方なくて、親離れするのが今から心配。友達の前では甘えてこないんですけど、私と2人きりだと甘えてくるんですよ。
── 子育てのモットーはありますか。
神山さん:
人に対して愛情を持って接して、たくさん愛されてほしいなと思います。イベントでも何でも、全てを楽しめる人間であってほしいので、我が家ではクリスマスもハロウィーンもお正月も誕生日も、家族一丸となって全力で祝います。
そのほうが思い出も増えるし、喜怒哀楽の中で、喜びの感情をたくさん持ってほしいなと思うんです。でも、いつか嫌がられるんじゃないかとドキドキしています。あとは「Never give up」。チャレンジを諦める人間にはなってほしくないなと思います。
── ミス・ユニバース世界大会に出場した、神山さんならではの視点ですね。息子さんは将来なりたい夢について神山さんに話しますか。
神山さん:
BTSとStray Kidsになりたいそうです。ダンスがすごく好きなので、YouTubeを見て振りつけをコピーして、汗だくになって踊っています。私も一緒に参加して楽しんでいます。
あとはモデルをしたいとも言っています。私が載っている雑誌を見て「どうやったら僕は本に載れるんだ」って。
── モデルになりたいというのは神山さんの影響でしょうね。
神山さん:
小さい頃から現場に連れて行っているので、そうかもしれないです。スクールがない日は、一緒に連れて行っていました。カメラマンさんの横について熱心にパソコンをのぞいていたこともあって。そういう経験を経てなりたいと思ったのかなと思うと、それも嬉しいなと思いますね。
でも私の小さい頃と同じで恥ずかしがり屋なんです。でも内心は目立ちたがり屋。なんでも本人がしたいということを応援したいと思っています。
── これからの目標を伺わせてください。
神山さん:
すごくよく聞かれるんですけど、実は毎日生きるのに精一杯。私の目標のつくり方はすごく具体的で、来週何をしたいかとか、直近のことなんです。
目標は日々変わっていくものだし、何年スパンで考えると大きすぎるじゃないですか。それにとらわれたくないので、「来週こうであってほしい」ということを決めて、それを叶えるために努力したいと思っています。叶えられると自信もつきますし、小さな積み重ねが大事だと思うので、これからも日々全力、100%でいきたいと思っています!
PROFILE 神山まりあさん
2011年ミス・ユニバース・ジャパングランプリ。2015年に結婚、2016年男児出産。ファッション誌をはじめ、イベントなどで活躍。様々なアパレルブランドとのコラボアイテムも好評を得ている。飾らない明るいキャラクターが魅力で、インスタグラムも人気。
取材・文/内橋明日香 写真提供/神山まりあ