自分の好きなものとシンプルに暮らしているミニマリストのおふみさんに、自身の経験から得た“家を安らぐ場所にするちょっとした習慣や愛用品”を教えてもらいます。

 

バッグや1度着てまだ洗わない衣類など、どこに置けばいいか悩むことありませんか？ソファなど適当な場所につい放置してしまい、結果としてごちゃっとしてしまう…。

 

そんな片づけあるあるですが、常にきれいな自宅を保っているおふみさんは、一時的に置いておきたい衣類やバッグをどんなところに片づけているのでしょうか？

家をさまよう衣類…ありませんか

「ものの住所を決めると片づけが楽になる」といいますが、なんだかんだ住所を決められずに家の中をさまよっているものってありませんか？

例えば、ひと晩着たけれどもう一回着る予定のパジャマ。汗を飛ばすために、寝具の上やイージーチェアの上に起きっぱなしになりがちです。

 

他にも、今日一日着たけれどまだ洗わないカーディガンや、アウターといった衣類もソファの上に一時置きしてしまいがちです。

 

お出かけから帰って、床にぽんと置いて一日放置してしまったバッグ。どこに置けばいいかわからずに、毎回いろんな場所に置いてみては、そのまま放置しがちでした。

 

洗ったものは戻す場所があるけれど、今使っている途中のものは住所が決まっていない状態だったんですね。

 

なら、「一時置きの住所」もつくってしまいましょう。ルールさえ決めてしまえば迷わないので、生活を回していくのがグッとラクになります。

ひと晩着たパジャマ、どうする問題

ひと晩着たパジャマの置き場所ってどうしていますか？

 

毎日洗うのが正解なのかもしれませんが、季節や家庭によって洗濯頻度などが変わってきますよね。

 

グンゼの調査によれば、2～3日に1回洗っている人が最も多いという結果になったそうです。


 

となると、やはり気になるのがひと晩着たパジャマをどこに収納するのかということ。

 

我が家でも、一時置き場所が決まるまでは部屋の中でさまよい続けていました。

 

就寝時は畳の上に折りたたみマットレスを敷いているのですが、日中はマットレスを畳んで押入れにしまい、掛け布団は布団干しスタンドに掛けています。

 

ある日はパジャマを布団干しスタンドの布団の上に掛けてみて、美観が悪いと感じたり。

 

また別の日には、背の低いバスケットに入れて押入れ中段に置いてみたものの、ハンガーに掛けてある洗った衣類の裾がバスケットに擦れてしまうのが気になったり。

 

はたまた畳の上に並べてみて、導線の邪魔をするなと感じたり。またある日はハンガーに掛けてみたものの、毎回かけるのが面倒だと感じたり。

 

なかなかしっくりくる収納法を見つけられずにいました。

そしてたどり着いたのが、脱いだパジャマを通気性の良いメッシュ素材のバッグ型収納にしまって、寝室の長押にS字フックで吊るしておく方法。

 

さっと脱いでしまうだけなので、ハンガーに掛けるのに比べてずっとラクに運用できています。

 

Standard Productsの「洗濯ネット クッション トート型 内ポケット付」というものを使っていますが、真っ白でシンプルなところが気に入っています。

 

部屋がすっきりしたのはもちろん、毎回収納場所をあれこれ変えてみるという「考えながら片付ける」という作業から解放されて快適です。