自死も考える悩める人々の駆け込み寺として約30年活動を続けてきた千葉県成田市、長寿院の住職・篠原鋭一さん(77)。これまでの人生の中で二度ほど自分の命を周りの人に救ってもらった経験があるという篠原さん。救われた命で今度は、困難に直面している人の苦悩をできるだけ遠ざけたいと思い、活動を続けている。