日本のトマトにはオンリーワンの魅力がある!

4月に放送された『あしたが変わるトリセツショー』(NHK)では、日本のトマトならではの魅力を紹介。実は日本のトマトは、世界と比べると少し変わっていることを知っていますか?

 

海外のトマトは加工用のものが一般的。そのため大量生産できるように、皮が厚いのが特徴です。一方日本のトマトは生食用がほとんど。ハウスで丁寧に育てられ、一つひとつ手作業で収穫しています。

 

そのため、日本のトマトには「皮が薄い・甘い・大量の水分を含む」という特徴があり、調理したときに水っぽくて味がぼやける原因にも。そんな日本のトマトを美味しく食べるには、水分と油のバランスをとるために“大量の油”で調理することが重要です。リコピンの吸収率も4倍になるため、トマトを調理する際は油の量にもこだわってみましょう。

 

健康にも美容にも良い最強食材“トマト”。生産者の食べ方を参考に、栄養素を効率よく摂取したいですね。

文/内田裕子

参照/『あしたが変わるトリセツショー』「トマト取扱説明書」https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2022_tomato.pdf