感覚過敏に悩んだ中学時代、教室で大声を出すなど、頻繁にパニックを起こしたという鳥居みゆきさん。周囲から「変」「不気味」と言われることも多かったそう。そんなとき、支えになったのは、お父さんからのある言葉でした。

生きづらさを感じていた中学時代について語る鳥居みゆきさん

パニックを起こし、クラスメイトに怖がられた過去

── 鳥居さんはどういうお子さんだったんですか?

 

鳥居さん:

とにかく変とか不気味だとか言われてきましたね。「あの子なんか違う」とか。

 

── どういうところに対して言われたんですか?

 

鳥居さん:

私、あんまり人づき合いはしなくていいと思っていたタイプなんで、友達を作らなかったんです。だからこそ、私が地下シェルターの絵とか書いてたりすると「気持ち悪い」とか言われたり。

 

あと、人前に出るのも恥ずかしかったし、めちゃくちゃ人見知りで暗い人だったんですけど、声のボリュームは子どものときから大きかったんです。

 

中学生のときに、白雪姫を英語で訳すのを当てられたときに「しらゆきひも」って言っちゃったんです。

 

そのときに、ワーッとパニックになって「ギャーっ!!」って叫んじゃって。それまでは、ただ声の小さい人って思われていたのに、その1回の失敗で怖がられて、誰からも話しかけてもらえなくなって。私も立ち直れなくなって。そういうことが本当に多かったんです。

 

── そうだったんですね。

 

鳥居さん:

パニックになると、机の中に手を入れて「ワーッ」って右から左にバンバン叩きながら動かす癖があったんですよ。パニックになるきっかけも、変な神経質で、例えば机がちょっとガタつくのが気になったりして。自分でも「あと何回ガタついたら、パニックになる」って、わかるんです。

 

だから、机が3回カタついた、ワーーーっとなって机をバンバンしたり。それで「また鳥居だ」「やっぱり鳥居は変なんだ」みたいになって。生きづらかったですよ。

感覚について話す鳥居さん