副業経験は自分の人生にも返ってくる

大平課長代理ご自身にも学びは大きかったと振り返ります。

 

「すごく驚いたのですが、私たちの顧客への説明に足りない点があったと思わされたんですね。顧客と接点を持つことで、リアルな声が聞けて、得られたものは多かったです。金融サービスを新たに開発する上で、顧客の視点が大変勉強になりました」。

 

本業ではセミナーや顧客向けポータルサイトの開発を行い、人生100年時代を生きる資産形成の大切さ、準備を伝えています。その際、副業での経験で、「きっと、投資において株と債券の良い割合がわからないのだろうな」などといった体感が持てていると言います。

オフィスの様子

副業を通して思ったことは、「ギブ・アンド・ギブの気持ちでやっていると自分にかえってくるものも大きい」ということだそう。さらに余った時間でいろんなことに挑戦したいと思っています。

 

今後、課長になった場合にも、「できるだけ多くの人に接した経験はマネージャーとしていきてくると思う」と未来を見据えています。

 

大平課長代理は、若手にも副業は推奨しています。

 

「会社の利益をあげることは考え抜いてほしいけれど、一方で自分の人生を大事にしてほしい。そのために個人として強くなるよう、専門性を高めて、どんどん学ぶことを推奨したいと思っています」

オフィスの風景

今では、副業活動も知られ、社内でも営業部門から指名でセミナーをやってくれと頼まれたり、後輩から「詳しく聞きたいので飲みに行きましょう」と言われたりするなど、人脈が広がりました。