小学6年のときに「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得し、歌手や女優として華々しく活躍してきた小田茜さん(43)。結婚、出産、離婚を経験してヨガインストラクターとして12年ぶりに表舞台に戻ってきました。これからの40代をどう過ごしていくか、夢や目標を語ります。
人様に教えるなんてとんでもない!
──最近はヨガ資格も取得し、企業向けに教えたりもしていますが、どういう経緯で始めたのですか?
小田さん:離婚後、子育てにも余裕ができて、自分の心身を整えるために始めましたが、どんどんのめり込んでしまいました。
それを人様に教えるなんて、とんでもない!と最初は思っていたのですが…。
ティーチングトレーニングを受けたことがきっかけで、ヨガの指導者も目指すことにしました。
女優業のときにしていたイメージトレーニングで、インストラクター役に入り込み、今ではある程度、様になっていると思います。
技術や知識は、これからも学び続けなくてはいけませんが。
表現欲が出てきて…
──芸能界に復帰しようと思ったきっかけを教えてください。
小田さん:ヨガを続けていくなかで、精神が安定してきたからなのか、表現欲が出てきたのか、また女優業をやりたいと思い始めました。
私は小学4年生のころには“女優になりたい”と思っていましたが、そのころの気持ちがよみがえってきたのです。
──離婚したのは、ヨガや芸能界復帰とは関係がありますか?
小田さん:まったくないです。今となっては、理由はひとつではなく、何が原因で離婚したのかもわからないくらいです。
夫が仕事柄、不在にしていることも多かった寂しさもありますし、徐々に心のすれ違いが積み重なったというか…。
でも、今も3人で会うことはあるので、コミュニケーションはとれていると思います。
気乗りしない仕事もありましたが…
──これからどんな40代を目指したいですか?
小田さん:母親としては、息子のよき理解者としてサポートしていきたいですね。
仕事の面では、ヨガの指導だけではなく女優として頑張っていきたいです。
デビュー当時は、演技経験もなかったので、“アイドル”としていろいろな仕事をさせてもらいました。
当時は正直、気が乗らない仕事もありましたが、それが今の私にすべて活きていると思います。
30代の北海道での生活の経験も含めて、女優業に活かせればと思っています。
PROFILE 小田 茜さん
1978年、栃木県生まれ。俳優。ヨガインストラクター。全日本第4回国民的美少女コンテストでグランプリ。ドラマ『いちご白書』『ピュア・ラブ』などで主演。
取材・文・撮影/CHANTO WEB NEWS 写真提供/小田 茜(Instagramより) 協力/Asiatique銀座店