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専業主婦からひとり親、淡路島パソナの正社員に

仕事

2021.08.28

2021.08.29

                  

時代に合った私らしい生き方・働き方を模索するCHANTO総研。

 

兵庫県・淡路島に本社機能の一部移転を行っている総合人材サービス大手パソナグループ。


前回の記事「パソナ、淡路島移住のひとり親支援に300人以上が応募」では、採用後、淡路島に移住できるひとり親100人の採用を打ち出した「ひとり親 働く支援プロジェクト」について、パソナ日本創生大学校の岩佐実・執行役員にお話を聞きました。


今回は採用され、実際に淡路島に移住されたひとり親の高橋明美さん(仮名・40)にお話を伺います。

高橋さん(仮名)と息子さん

── 淡路島にはいつから移住され、どのような仕事をされていますか。

 

高橋さん:

今年の3月、大阪市から淡路市に移住しました。正社員として採用され、管理部門で人事担当に。「ひとり親 働く支援プロジェクト」の採用やフォローなどを行っています。

 

オンラインでひとり親社員のグループを作り、ランチ会を開催したり、お出かけをしたりと横の繋がりを作っています。

 

── どうして淡路島に移住し、パソナで働くことになったのでしょうか。

 

高橋さん:

離婚後は実家に身を寄せていたのですが、母に「島暮らしを考えてみたら」と提案されて。

 

そこで淡路島にきてみたところ、パソナグループのオフィスがあり、働いている人たちが楽しそうに見えました。その夜、パソナ、淡路島で検索したところ、ひとり親働く支援プロジェクトの募集があったので導かれるように、そのまま応募へ。面接を経て採用となりました。

 

── 移住前はどのような形で働かれて、暮らされていたのでしょうか。就職に不安などはありましたか。

 

高橋さん:

移住前は3年間、専業主婦をしていました。

 

主婦をしていたので、離婚して生活がどうなるのだろうというもやもやした不安がありました。精神的に疲れていて、食欲が減ったりしていました。コロナ禍で仕事のオンライン化が進んでいたこともあり、ついていけるだろうかと心配はありました。

家賃は5分の1、通勤時間1分の生活に

── 移住して5か月、いかがですか。

 

高橋さん:

見ての通り、とても元気になりました。淡路島に癒されているのか、社員に癒されているのか。

 

生活の不便もないです。主婦になる前は金融関係で働いていて、法人営業、個人営業のノルマとの戦いでした。ここでは業務の達成目標はありますが、ゆったりと過ごせています。

託児所の様子

大きいのはオフィスの上にあるマンションに住まわせてもらっていることかと思います。3LDKでオーシャンビューなのに、家賃は大阪市内の2LDKに住んでいたころの5分の1です。

 

通勤時間はたったの1分。職場併設の託児所に子どもを預けて午前9時すぎから始業なので、一度味わうとやめられないです。

託児所の様子

── 困っていることはありますか。

 

高橋さん:

バスも利用できるのですが、島生活に合わせて車を購入したので、車に早く慣れたいと思っています。

 

── 移住してよかったことはどんなことですか。

 

高橋さん:

子どもは託児所で空手、英語、チアリーディング、ブレイクダンス、ピアノ、バイオリンなどをパソナの社員などから無料で習っています。これだけのものを習わせようと思ったら相当な費用がかかっていたと思いますし、週末も潰れていたと思います。

 

また、定期的にキャリアサポーターから面談の連絡があり、何か困っていることがないか聞き取りをしてもらえているのも安心感があります。

 

予想外に一番嬉しかったのは、同期にひとり親がいっぱいいるということがとても支えになっています。困った時は助け合えますし、みんな悩みが似ていて、困難を乗り越えてきていることが絆になっています。

 

── 面接業務にあたっていて感じることはありますか。

 

高橋さん:

すでに面接を行ったり、面接前に不安を解消するためのオンライントークをしていると、みなさんおっしゃるのが「私なんかでいいのでしょうか」という言葉なんですね。

 

私もそうでしたが、離婚で自信を失っている方がとても多い。けれど、ぜひ一歩踏み出していただきたいです。

 

履歴書を書く前にサポートもするので、少しでも気になったらエントリーして、オンライン上でオフィスの雰囲気だけでも見てもらえたらと思います。

取材・文/天野佳代子 写真提供/パソナグループ

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