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従業員一人ひとりの悩みに向き合うアニメイトの「何でも相談」

仕事

2020.11.23

2020.12.18

共働き時代に合った私らしい生き方・働き方を模索するCHANTO総研。

 

アニメ関連のキャラクター商品や書籍などを幅広く揃え、販売するアニメイト。全国各地に展開する店舗には多くのアニメファンが訪れることで知られています。新しい仕掛けも常に行うアニメイトですが、社内では従業員が気持ちよく働くための取り組みが推進されています。

 

それは「何でも相談/意見窓口」と「女性専用何でも相談/意見窓口」。気になったことがあったとき、または何か悩みを持ったとき、気軽に会社に相談できるよう仕組み化されたものなのです。そもそもなぜこういった取り組みが始まったのか、また効果などをアニメイトホールディングス「女性専用何でも相談/意見窓口」の担当者に伺いました。

 

従業員のどんな相談も受け止める「何でも相談/意見窓口」

制度名称:「何でも相談/意見窓口」「女性専用何でも相談/意見窓口」

導入開始日:「何でも相談/意見窓口」は 2013年頃から実施中、「女性専用何でも相談/意見窓口」は2015年頃から実施中

対象者:従業員(アルバイト含む)

 

 

株式会社アニメイトホールディングス 管理部 Y.Sさん

「女性専用何でも相談/意見窓口」の業務を担当している。

 

 

——アニメ関連の商品では多様なジャンルを扱っているアニメイトですが、制度においても、社員一人ひとりの意見や想いをくみ取る制度があるそうですね。

 

Y.Sさん(アニメイトホールディングス):

はい。「何でも相談/意見窓口」がそれにあたります。これはすべての従業員を対象に、自身では解決しない問題や会社への意見を自由に記入してもらえる意見窓口となっています。役職や雇用条件は関係なく、気軽に意見が出せるようにフォームでの投稿となっています。

 

——フォームとなると従業員も時間や場所などを気にしなくてすむので相談しやすいかもしれませんね。そもそもこの「何でも相談/意見窓口」はなぜ始まったのでしょうか。

 

Y.Sさん(アニメイトホールディングス):

店舗が全国展開していくなかで、特に遠方にある店舗についてはアルバイトを含む従業員の声を聞く機会が少なくなるという課題がありました。そこで働く人たちの声を広く聴くために導入されたのです。名称の「何でも相談」には、その名の通り、「何でも相談してほしい」という想いが込められています。

 

この「何でも相談/意見窓口」を女性従業員のために仕組み化して2015年頃にスタートしたのが、「女性専用何でも相談/意見窓口」です。 

 

社員の声から生まれた女性専用何でも相談/意見窓口」

 ——「何でも相談/意見窓口」があるなかで、あえて「女性専用」の相談窓口を導入されたのはなぜでしょうか。

 

Y.Sさん(アニメイトホールディングス):

「女性専用何でも相談/意見窓口」はダイバーシティ推進に取り組むなかでつくられたものです。ある社員から「女性が相談できる専用の窓口を設け、悩みに対して女性が相談を受けることを明示したほうがいい」という意見が出たのです。その声をきっかけに女性従業員の相談に女性が応えるこの制度が始まりました。

 

ただ、「何でも相談/意見窓口」、「女性専用何でも相談/意見窓口」ともに、従業員に知ってもらわないと意味がありません。そのため、全体的にアナウンスしたうえで、従業員の視界に入りやすいよう工夫をしました。

 

——社員の意見が反映された「女性専用何でも相談/意見窓口」だったのですね。「何でも相談/意見窓口」もあわせて導入後に何か社員や会社に変化は感じられますか?

 

Y.Sさん(アニメイトホールディングス):

日常の些細な事象のことから深刻な相談まで、様々な意見が寄せられます。一部ではありますが、今まですくい切れていなかった現場の声が拾えるようになり、会社として問題を認識するきっかけになっていると思います。また、従業員の側もこの窓口があること自体が安心感につながっているのではないかと考えています。

 

 

——会社が従業員をより理解できたり、従業員の会社に対する信頼度が高まったり、お互いの関係性にも良い効果を与えているのですね。何か印象的な声などはありますか?

 

Y.Sさん(アニメイトホールディングス): 

具体的な内容はお話しできませんが、 基本的にすべて解決する方向につなげることができています。利用した従業員からは感謝の言葉を寄せられることが多く、「どこに相談していいかわからないセンシティブな問題を相談できる窓口があって良かった」といった声もいただきます。

  

——会社の外に相談の場を求めるのではなく、社内で解決まで期待できるのは従業員にとっても大きな安心になると思います。さらに働きやすい環境にするためにこの取り組みで何か課題に感じていることはありますか?

 

Y.Sさん(アニメイトホールディングス): 

基本的にはこの窓口が存在していたとしても、各社の従業員は自分の直接の上司や周囲に相談することができて、そこで解決していけるような環境になることが理想です。力を入れるべきなのはそういった環境づくりなのだと感じています。理想の環境により近づけるよう、これからも改善を続けていきたいです。

 

 

困ったらどんなことでも相談できる会社にしたい。そんな社員への深い想いが伝わってくる制度だと思いました。実現するために、従業員一人ひとりの目線に立って、会社あげて課題を乗り越えていく。こうした姿勢は社員にとっての大きな原動力ともなり、より良い関係性づくりと企業の成長を叶えていくのかもしれません。

 

 

【会社概要】

社名:株式会社アニメイト

従業員数:485名

設立年月:1987年7月

業種:小売業

事業内容:アニメ・コミック・ゲーム関連のキャラクターグッズ、書籍、雑誌、音楽、映像商品、ゲーム、画材、コスプレ用品等の販売

 

取材・文/高梨真紀

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