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■ミスをした後の対処法……NG行為3つ

ミスをした後は、適切な方法で対処することが大切です。ついやってしまいがちな行動の中には、やってはいけないNG行為が含まれていることも……。具体的なNG行為を、3つ紹介します。 ★ミスを報告しない ミスをした後の対処法として、もっともNGなのが「ミスをしたにも関わらず、報告しない」というものです。もちろんミスの大きさはさまざまで、「わざわざ報告する必要がないミス」も存在するでしょう。 とはいえ、ミスが与える影響を把握できない段階においては「全て報告する」のが基本の対応となります。上司によっては「そんなことまでいちいち報告しなくて良い」なんて言われることもあるかもしれませんが、「そうなんだ」と捉えれば良いだけのこと。ミスの報告が遅れれば、最悪の事態を引き起こしてしまうことも考えられます。まずはこちらを回避するために行動しましょう。 ★「申し訳ありません」のみを連呼する ミスが発覚した後には、誠意ある謝罪をすることが大切です。とはいえ、ただ「申し訳ありません」を連呼するだけでは、「誠意ある謝罪」にはならないので注意してください。 「ただ謝れば良いと思っている」なんてマイナスに捉えられてしまう可能性もあります。必ず、「今後どうするのか」という情報とセットにして伝えるようにしましょう。 ★ふてくされたり泣いたり、笑ってごまかしたりする ミスについて上司に叱責された場合には、まず「感情」が表に出てしまうこともあるかもしれません。しかしこちらもNG行為です。ふてくされるのはもちろんのこと、泣くのも禁物です。また当然、笑ってごまかすことも避けてください。 感情をコントロールすることも、社会人としてのスキルの一つです。ビジネスパーソンとして冷静な対応を心掛けましょう。

■まとめ

ミスが発覚した際には、焦ってしまうこともあるでしょう。しかしこんなときだからこそ、落ち着いて行動することが大切です。まずは報告から、正しい対処法を実践していきましょう。 ミスをしたときほど、社会人としてのスキルが問われるもの。してしまったミスをしっかりと受け入れた上で、自身の成長に結び付けていけるよう頑張ってみてください。