Home、End、PgUp、PgDnキーを使いこなせば、矢印キーを連打しなくなる!!
普段、あまり触れることはないかもしれませんが、右側に並んでいるボタンも使いこなすことで、マウスのホイールをグルグルする必要も、矢印キーを連打する必要もなく、スマートなパソコン操作ができるようになります。静かなオフィスやお客様の前でパソコン操作をする人にとってはワンランク上級に見えるボタンなので、ぜひ覚えていただきたいです。
「Home」ボタン
Word、Excel起動時、「Home」を単独で押すとカーソルが行頭に戻ります。「Ctrl」+「Home」を同時に押すと、カーソルは先頭に戻ります。マウスのホイールをグルグルしなくても、この「Home」ボタンを押すだけで一瞬で最初まで戻ることができるのです。
「End」ボタン
「Home」ボタンの反対で、同じくWord、Excelの起動時、「End」を単独で押すとカーソルは行末へ。「Ctrl」と同時に「End」を押すと、カーソルは文書の最後に移ります。行の途中にいったん戻って訂正して、さらに打ち続けたい場合、一気に行末へカーソルを持っていくことができるので便利です。
「PgUp」「PgDn」
ページアップ(ページダウン)キーと呼ばれ、ページの最初(最後)に一発で移動することができます。文書の編集中はどこに飛ぶかわからない場合が多いのであまり使いませんが、矢印キーを連打することなく、大きく戻ったり進んだりできるので、長い文章を書いている方にはとても便利な機能です。
「Shift」・「Ctrl」キーの今すぐ使える裏ワザ5つ!
文書作成でのいちばんおすすめは、「Shift」と書かれたシフトキーと、「Ctrl」と書かれたコントロールキーを使いこなすこと!それぞれひとつずつ単独では使えないのですが、パズルのように組み合わせることで便利な機能がいっぱいです。
「Ctrl+S」名前を付けて保存または上書き保存
いちばんおすすめしたいのが、この「Ctrl+S」の保存機能。入力中、手を止めてちょっと考えたい時などに、この「Ctrl+S」を押すクセをつけることで「せっかく1時間かけて書いたのに消えたー!!」という、あの悲しみから逃れることが可能です。
「Ctrl+X」カット、「Ctrl+C」コピー、「Ctrl+V」ペースト
マウスや「Shift+矢印」で範囲を取った部分を一瞬でカット、コピー、ペーストできてしまいます。入力速度を上げたい人や、繰り返し同じ言葉を使う人にはおすすめです!
「Ctrl+F」検索
「さっき〇〇って、ひらがなで書いたっけ?カタカナで書いたっけ?」と思った時、この「Ctrl+F」で検索画面を開いて入力するだけで、すぐに探し出すことが可能です。同じ文書の中ではできる限り表記を統一させたいと考える人にはとても便利です。
「Ctrl+Y」くり返し
「こことこことここと…」とたくさんの文字サイズと色を変えたい場合、一度マウスを使って文字のサイズと色を変えたなら、あとは範囲を選んで「Ctrl+Y」を押すだけで一瞬で文字のサイズと色が変わります。初めは装飾せずにベタ打ちにしておいて、最後に「Ctrl+F」で検索しながら、「Ctrl+Y」で文字の変更をすると、一気にできるので爽快です!
「Ctrl+Z」やり直し
間違えて戻りたい場合に便利なのが、この「Ctrl+Z」です。いくつか前まで戻ってやり直すことができるので、覚えておいて損はない機能です。