普段何気なく使っているパソコンのキーボード。ひらがなが書いてあるメインのキーはよく使うと思いますが、すべてのキーを使いこなしているでしょうか?実は、それらのキーには、便利な機能がいっぱい詰まっているのです。 パソコンのメーカーやOSの種類、バージョン、使うアプリなどによって機能が異なる場合がありますが、知っておけば、WordやExcelの達人になれる機能が満載です。 そんな、今からすぐにでも自慢したくなる、キーボードの裏ワザをご紹介します。

 

ファンクションキーって? いつ、どのように使う?


いちばん上の段に「F1」~「F12」まで並んでいるキーをまとめて「ファンクションキー」と言います。「エフいち」~「エフじゅうに」と呼ばれていて、覚えていなくてもマウスで操作はできますが、ExcelやWordの文字入力に便利な機能がたくさん詰まっているのです。 それでは、各ファンクションキーの機能を確認してみましょう。

 

 F1

 ヘルプ画面が立ち上がります


 F2

 Excelでセル内の文字を一部分だけ変えたい時、マウス操作ならば2回セルをクリックしてから書き直しますが、マウスを使わずに、矢印キーでセルを選んでF2キーを押すと、再入力をすることが可能になります。


 F3

 WordやExcelでは出ませんが、使うアプリによってはF3キーを押すだけで検索画面が出てきます。


 F4

 ExcelでF4キーを押した場合、新しいファイルが開きます。


 F5

 Wordでは「検索と置換」の画面、Excelではジャンプ画面が開きます。


 F6

 Word、Excelともに入力時に押すとひらがなに変換されます。


 F7

 Word、Excelともに入力時に押すとカタカナに変換されます。


 F8

 Word、Excelともに入力時に押すと半角カナに変換されます。


 F9

 Word、Excelともに入力時に押すとアルファベット(全角)に変換されます。初期設定のままならば、1度目は小文字、2度目は大文字、3度目は1文字だけ大文字に変換されます。


 F10

 Word、Excelともに入力時に押すとアルファベット(半角)に変換されます。初期設定のままならば、1度目は小文字、2度目は大文字、3度目は1文字だけ大文字に変換されます。


 F11

 Excelの場合、グラフ作成画面に移動しますがあまり使いません。インターネットを見るブラウザーを使っていて、全画面表示にしたい時によく使うのがこのF11キーです。


 F12

 Word、Excelともに「名前を付けて保存」の画面が開きます。

 

また、キーボード下部にある「Fn」と書かれたエフエヌキーと同時に押すことでスピーカーの音を消したり、画面を明るくしたりすることができます。使っているパソコンのメーカーによってまったく違う機能が割り当てられているので、説明書を見てご確認ください。 「Prt Scr」と書かれているボタンは、スマホで言う「スクリーンショット」と同じ機能でとても便利です。単独で「Prt Scr」を押した場合はその時に見えている画面すべてを、「Alt+Prt Scr」を押した場合は、その時に使っているアプリを撮ることが可能です。

 

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