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もう間違わない!正しい敬語の使い方

仕事

2019.08.05

 

人と会話をする時には、友達同士でする会話のようなフランクなしゃべりかたばかりではありません。特に社会人になると、敬語を使わなければならないシチュエーションも多くなります。

いざ敬語を使おうとしても正しい敬語かどうかの自信がなくなることもあるでしょうから、この機会に迷わずに使えるよう、正しい敬語を知っておきましょう。


■敬語には種類がある

ふだんは何気なく使っている敬語にも、細かく分ければ5つの種類があります。尊敬語・謙譲語・丁重語・丁寧語・美化語と言われるものです。

2007年に出された文化審議会答申の「敬語の指針」で、もともとは3種類の敬語だったものがより細分化されて、5種類となりました。5種類のそれぞれの敬語は、次のように分類されています。

・尊敬語:相手側の行為などについて述べる時に、相手の立場を上にして敬った言い方をすることで、その人物を立てる。ビジネスシーンで上司や社外の人に使うことが多い敬語です。

尊敬語では、言う・話す:おっしゃる 見る:ご覧になる 行く・来る:いらっしゃる・お見えになる 聞く:お聞きになる する:なさる・される 読む:お読みになる などがよく使われます。

・謙譲語: 自分側の行為などについて述べる時に、自分や身内の立場を低めて言うことで、相手を敬って立てていく言葉です。

謙譲語でよく使われる言葉は、見る:拝見する 言う・話す:申し上げる・申す 聞く:伺う・拝聴する 行く・来る:うかがう・参る する:いたす 読む:拝読する などがよく使われます。

・丁重語:自分側の行為などを丁重に述べることで、聞き手に敬意を払う。

・丁寧語:聞き手に対して丁寧に述べる言葉で、自分側のことにも相手側のことにも使えます。語尾に「です」「ます」「ございます」をつけて丁寧にした言葉です。

丁寧語でよく使われるのは、言う・話す:言います・話します 聞く:聞きます 見る:見ます 行く・来る:行きます・来ます する:します 読む:読みます などと使われます。

・美化語:ものごとを美化して述べる言葉。 敬意を含まない場合でも使い、接頭語に「お」や「ご」をつけて使います。

この5種類で特に使い分けが難しくて迷いやすいのは、尊敬語・謙譲語・丁重語の3つだと言われています。見分けるポイントとしては、尊敬語は相手側のことを言う時に使い、謙譲語と丁重語は自分側のことを言う時に使う敬語だということです。

自分に対して尊敬語を使ってしまったり、相手に対して謙譲語を使ってしまったりするのは、尊敬語の間違った使い方になりますので注意が必要になります。

 

 


■ビジネスで使うことの多い敬語に慣れる

ビジネスシーンでは目上の人にしゃべる時以外にも、社外の人に社内の人のことを話す時には敬語を使って話します。

社長や部長などの役職名称は敬称ですので使わずに、たとえ社長の立場であっても名前で呼び捨てにするのが、社外の人に話す時の正しい言葉遣いです。同じように、社内の人に対して尊敬語を使ってしゃべることもしません。

ビジネス用語で使われることの多い自称と他称に関しては、次のような敬語があります。

自称では「わたし、わたくし」、他称では「何々様、あなた様」となります。自称では「弊社、当社、小社、私ども」、他称では「御社、貴社」となります。自称では「おうかがい、お訪ね」となり、他称では「お越し、ご来社」です。

特に公的な場面や目上の人に対しての一人称は、「わたし、わたくし」と言うのが一般的なマナーとされています。初対面の人に対してなどは、特に気をつけたいものです。

また「御社、貴社」は、相手の会社を立てて敬う表現ですが、一般的には口頭の場合は「御社」を使い、文書やメールの書面の時には「貴社」を使います。これもビジネスシーンでは必須の表現ですので覚えておきましょう。

ビジネス用語でよく使われるビジネス敬語は、次のような敬語があります。

だれ:どなた様 あの人:あちら様、あの方 どうしますか:いかがなさいますか すみません:申し訳ございません いいですか:よろしいでしょうか 知りません:存じません できません、やれません:いたしかねます わかりました:かしこまりました、承知いたしました

ビジネスシーンで間違いやすい敬語は、次のようなものがあります。

・「ご苦労様です」は目下の人に使う言葉ですので、正解は「お疲れ様です」となります。

・「お客様がそう申しておりました」は、相手の行動に謙譲語は使いませんので「お客様がそうおっしゃっていました」が正解です。

・「パンフレットは拝見されましたでしょうか」は、相手の行動に謙譲語を使いませんので、「パンフレットには目を通していただけたでしょうか」となります。

・「私がお行きした際には」は、お行きと自分の行動に尊敬語を使わないことから「私がお伺いした際には」が正しい敬語です。

迷ってしまいがちですが、自分側のことを言う時に使う敬語は、謙譲語と丁重語。相手側のことを言う時に使う敬語は、尊敬語だということをしっかり理解しておきましょう。

 


■覚えた敬語をどんどん使ってみよう

言葉は使えば使うほどに慣れてスムーズに言えるようになってきますので、ビジネスシーンで使うチャンスがあれば、臆することなくどんどんと使っていきましょう。

もしも間違えたとしても、会社の上司や先輩などが優しく指導をしてくれます。また普段から、上司や先輩方の敬語使いに耳を傾けておくのも良い訓練になるでしょう。

敬語に慣れていなくて、ご自分が敬語を上手に使えているかわからない場合でも、敬語を使おうとしている姿勢こそが敬意の表れとして相手にも伝わるものです。

相手を敬う気持ちはその後のビジネスを円滑にさせたり、お互いに気持ちの良い人間関係を築いていくための大切なベースになってくれます。

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