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国内最高気温を更新するなか熱中症の被害がさらに拡大… 議論を呼ぶ学校の対応

仕事

2018.07.23

2019.11.30

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埼玉県熊谷市では国内観測史上の最高気温41.1℃を記録するなど、歴史的な猛暑となった今夏。日本各地で熱中症による被害が続出し、予断が許されない状況になっています。そんななか、学校の“対応ミス”が問題視されるケースも起こっているようです。

愛知県で起こった熱中症事故


717日、愛知県の小学校で熱中症による死亡事故が起こりました。Twitter上では名古屋大学准教授で作家の内田良さんが事故について言及し、大きな話題を呼んでいます。

 

亡くなった小学校1年生の男の子は、校外学習中に体調が悪化。その後、教室で過ごしている内に意識を失って、病院に運ばれる事態になったそうです。内田さんは校外活動を続行したことや教室にエアコンが設置されていなかった点を問題視しているようで、「今回の小一男児の熱中症死は、校外学習の意志決定から教室内での死亡に至るまで、さまざまな場面において確実に防げた事故だ」とコメントしていました。

 

事故を知った人からは、「ひどすぎる事故だと思います。水分補給について指導したりやるべきことは色々あったはず」「自分で体調を管理できない子どもだからこそ、学校でちゃんと判断してあげないと」「校外学習なんていつでもできるのに…。もし猛暑の中でやるとしても、あらかじめ対策しておくべき」と学校側の対応を批判する声が続出。

 

また教室の設備不足を指摘する声も多く、「全国の教室にエアコンが設置されるように、今すぐ改革が必要だと思います」「エアコンを設置してもらわないと、安心して子どもを学校に送り出せない」という意見が上がっています。

熱中症対策の様々な取り組み


文部科学省が昨年行った「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査」によると、いまだに全国の公立小中学校ではエアコンの設置率が41.7%と半数以下にとどまっています。また地域によって設置率に大きな差があることも浮き彫りに。北海道などの涼しい地域を除いてみても、愛媛県が13.2%、長野県でも8.6%と際立って低い都道府県が存在します。

 

全国的にはまだまだ対策が十分とは言えない状況ですが、一部では熱中症を予防するための様々な取り組みが始まっているようす。愛知県生駒町では、ふるさと納税に「小中学校エアコン設置コース」を導入。市内の小中学校にエアコンを設置するための予算として、寄付を募っています。同様の取り組みは、過去にも福岡県大川市などの自治体で成功を収めていました。

 

そのほか日野市の「明星大学」では、熱中症対策として学内の自販機で塩分を含んだ水を取り扱うように。世間の風潮もあり、今後はさらに色々な場所で対策が進んでいきそうですね。

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