コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

「夫の年収1000万円」でもラクじゃない…理想と現実の差に愕然とする妻たち

マネー

2019.05.22

Corporate Businessman Slipping U.S. dollars Money into Suite Pocket

iStock.com/YinYang

現在「年収1000万円以上のサラリーマンの割合」は、全体の約4.5%と言われています。これだけの年収があれば、ゆとりある生活を送れると思うのは当然のこと。でも実際に年収1000万以上の夫を持つ妻たちに話を聞くと…思い描いていた「理想」とは違うようで。それはいったい、なぜなのでしょう? 彼女たちの「現実」をじっくりお聞きしました。

 

■引かれるものも多いんです(香穂さん/32/パート)

大手広告会社に勤める旦那の年収は約1000万円。結婚を決めた理由にこの年収があったのも本音です。単純に12か月で割って「月々約83万円!」と思っていたので、十分ゆとりのある生活ができると思っていました。

しかし私が無知でした。現実では旦那の手取りは年間約750万円。想像よりはるかに少なかったんです。年収が1000万円を超えると、所得税の税率はいきなり33%に跳ね上がる。これに住民税を加えると…控除を含めても、恐ろしい額です。

わが家には現在3歳と5歳の子どもがいるのですが、本来なら1人当たり年間12万円の児童手当てが、年収が1000万円を超えると1人当たり年間6万円…2人で合計マイナス12万円は大きいですよね。

というわけで、旦那の年収が1000万円を超えると、いいことだけじゃないのが実情。ボーナスを除くと、月々の手取り額は約45万。都心の割高な家賃や生活費や教育費を除けば、残るのは7万円ほど。

これでは私もパートに出ないと、将来の貯金もできません。家計が大変なので、郊外への転居も考えています。思っていたのと違いすぎて、本当にびっくりです。

■年収なりのつき合いにお金がかかる(裕美さん/30/事務員)

Bonding on the golf course

iStock.com/bernardbodo

サラリーマンで年収1000万円超えなら、世間では「勝ち組」だと思われているとか。実際、私もそう思っていました。「玉の輿」なんて言われて、有頂天になっていた時期もあります。

しかし実際結婚して最初に驚いたのは、旦那の貯金の少なさです。34歳で年収1000万円、手取り月額約50万の旦那の貯金は、なんとたったの60万円…正直、私のほうが多いくらいでした。

営業職の旦那は取引先や上司との飲み会やゴルフがやたらと多く、ときには週7で外食することも。経費で飲めないことだってあり、そんなときはもちろん自腹。一回の飲み代は約5万円と、金額だって相当です

さすがに飲み代を減らすようお願いしましたが、なかなか貯金は増えず…年収1000万円には、それなりのつきあいがあるのです。おかげで結婚してからずっと二馬力で働いて、やっと人並みの生活が送れています。

■保育料と習い事、ママ友づき合いの月額は…(真衣さん/30/医療事務)

 Photo of three women enyoing appetizers and wine

iStock.com/Geber86

「旦那の年収1000万円」といえば富裕層のイメージでしたが、現在の生活はいたって普通。家賃は月々12万円、生活費は約10万円といったところでしょうか。服もブランド物を買うことはなく、夫婦とも庶民派ブランドのお世話になっています。

それでも貯金が少ないのは、4歳と6歳の子どもの教育費が原因。保育園に入るとボスママによる「ママ友選別」が行われ、うちの園の場合はそのラインが「旦那の年収1000万円」でした。

うちもギリギリで富裕層ママたちのグループに入ることになったのですが、みなさん習い事にはお金をかけているようで複数を掛け持ちしているんです。さらに、富裕層ママたちとの交際には、とんでもなくお金がかかって。

旦那の理解を得ているとはいえ、子ども2人の高額な保育料、教育費と交際費だけで、月に25万円以上。私がフルで働いても、カツカツの状況です。

Customer making contactless payment through credit card in coffee shop

iStock.com/Neustockimages

住んでいるエリアや夫の仕事内容が影響して、実のところはカツカツなんて家庭も少なくないようです。たとえ1000万円の年収があったとしても、思い描いた生活が送れるとは限りません。彼女たちの語るこの現実、あなたはどう思いますか?

 

ライター:葛西 明
人材派遣及び、人材紹介を行う会社に勤めるサラリーマン。求人募集の文章を書くのが楽しいと感じて以来、ライターとしても活動中。家事が苦手な妻と結婚後、気付けば兼業主夫になっていることが悩み。

あなたにオススメの記事

マネーテーマ : 【家計管理】その他の記事

家計管理
もっと見る