協力して清潔を保つ努力を

 感染症の拡大を防ぐ身近な習慣として心がけたいのは、以下の2つのポイントです。

●手洗いを行うこと
●トイレを常に清潔に保つこと

<正しい手順の手洗いで清潔に>

日常生活の感染予防でも、重要となる「手洗い」。避難所生活の中でも、継続して行うことが感染症予防において大切になります。さらに手洗いの後は、アルコール消毒ができるとベターです。

<トイレは協力して清潔を保とう>

公共のトイレというと、「誰かが綺麗にしてくれる」と任せてしまいがちですよね。しかし災害時には、管理スタッフやボランティアの手も限られています。そのため誰かにまかせっきりではなく、責任者や当番制を設け、ルールを守りながら利用者全員で協力していくことが大切になります。

 

(引用:災害時における避難所での感染症対策―厚生労働省)

 

そして万が一感染症にかかってしまったら、決して我慢はせず、速やかに避難所の責任者などに伝えましょう。 また時期によっては、インフルエンザなどの予防接種を受けておく心がけも大切です。 いつくるか分からない災害に備えて、ご家族で対策を見直してみてはいかがでしょうか。

 

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文:ゼロコ