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鈍感な夫にイライラ。HSP気質の妻が消耗しない方法

女性の健康

2020.12.08

2020.12.09

イライラしている人や怒っている人が近くにいると、すぐ動揺してしまう。騒音やまぶしい光が苦手。他人に深く共感しすぎてしまう。なぜだか軽く見られてマウントを取られてしまう…。

 

もしもそんな悩みを抱えているのなら、それはあなたが「敏感すぎる」HSP気質の持ち主だからかもしれません。

 

HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン:非常に繊細な人)の略で、心理学者のエレイン・N・アーロン先生によって1996年に提唱された概念です。

 

HSPの自覚がある、もしくは「私はHSPかもしれない」と感じているママが、自分のよいところを肯定しながら、周囲の人々と向き合えっていくための心持ちを専門家に伺います。

 

夫の態度から自分は愛されていない…と落ち込んでしまう

子どもが生まれて以来、夫の家事・育児への関わり方に不満を抱くという人は多いもの。

 

洗濯物は洗濯カゴに入れてと何度も言っているのにそうしてくれない、子どもの前でゲームはやめてと言ったのに気づけばゲームをしている…こちらの言葉がまったく届いていないようで、虚しさや悲しさを覚えてしまいますね。

 

ただ、HSP気質の人は、「夫に不機嫌になられたらどうしよう…」と考えがちで、なかなか強く出られません。「なぜ夫はこんなに鈍感なの?」「何度も同じことを伝えているのに、なぜ改善してくれないの?」と悩んだ挙句、「もしかすると、私が愛されていないからでは…」と落ち込んでしまうことも。

 

HSP気質の人が「夫との関係」を良好にするにはどうすればいいのでしょうか。十勝むつみのクリニック院長・長沼睦雄さんに聞きました。

細かい妻 ✕ 鈍感夫のカップルは多い

夫婦関係の悩みは、夫と妻、それぞれがどんな性質を持っている人かによって、アプローチが変わってきます。ここでは、相談者の妻側がHSP気質を持っているケースを想定してお答えします。

 

夫婦のどちらかがHSP気質を持つケースでもっともよく見られるのは、「細かいところを気にしてしまう妻」と「無頓着で鈍感な夫」の組み合わせです。

 

人は、自分とはまったく違う性質を持つ相手に惹かれる傾向があります。恋愛中はそれが顕著に現れますが、結婚して共同生活を営んでいくうちに、今度はその違いが「なぜ自分と同じようにできないのか」「私を理解してくれないのはなぜ?」というストレスになり、夫婦間のトラブルに発展していく…。ほとんどの既婚者はこういった展開に心当たりがあるのではないでしょうか。

 

これらは、実は「カサンドラ症候群」と呼ばれる状態によく似ています。

 

カサンドラ症候群とは、その特性から情緒的な相互関係を築くことが難しいアスペルガー症候群のパートナーや家族を持つ人が、「わかってもらえない」ことに失望し、ストレスから不安や抑うつなどの症状に発展する状態を表します。

 

HSP気質の妻側は、細かいこと、些細なことがいちいち気になってしまい、「自分を理解してほしい」「自分に同調してほしい」という不満をためながら、ストレスをどんどん増幅させていく。一方、HSP気質を持たない夫のほうは、妻の不安をまったく理解していない。

 

結果、双方の心の距離は取り返しがつかないほどに遠ざかり、別居や離婚に発展するケースも珍しくありません。

 

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