どうしても「食べたい」ときの対処法
ときには間食をしたくなることもあると思いますが、手軽に食べられるものほど糖質が多く含まれている傾向があります。 どうしても食べたいときには、次の4つがおすすめです。
●ゆで卵
●くるみ
●アーモンド
●小魚
口寂しいときはガムを、甘いものでないと満足できないという場合には、飴をなめてください。 また食べた後に歯磨きをする癖をつけると、ついダラダラと「ながら食べ」するのを減らすことができます。
イライラを減らす「考え方」の訓練
食べること以外の対処法のひとつに「情動焦点コーピング」という手法があります。これは「ストレスとなるものに対する考え方や感じ方」を変えようとする方法です。 人は自分の思う通りにならないと、怒ったりイライラしたりします。「こうあるべき」という理想と、現実とのギャップが怒りを生み出してしまいます。 自分のなかの「こうあるべき」という思い込みを手放し、「まあいいか」と思える瞬間を増やすことが、イライラを減らすことにつながります。
「イライラ解消法」を事前に用意しておくというのも、この方法のひとつ。まず自身に合ったストレス解消法できるだけ多くあげてみてください。 お気に入りの映画のワンシーンを思い浮かべたり、楽しい計画の妄想をしたり、歌を歌ったりという、その場でできるものがおすすめです。 できれば事前に100個くらいリストアップしておいて、イライラしたときに気分にあったストレス解消法を行います。 こうしておけば、感情が高ぶったときに食べることに走らず、他のストレス解消法に目を向けることができるはずです。
文:木村眞樹子